野良猫は縄張り意識が強い動物です。住み付かれないように対策しよう!

野良猫の縄張り意識野良猫の習性

野良猫は縄張り意識が強い動物だということは知っていますか?

実は、野良猫があなたの家に毎日やってくるのは、あなたの家を自分の縄張りだと思っているからだったんです。

そして、1度縄張りだと決めた場所からは、なかなか野良猫を追い出すことはできません。

野良猫は縄張り意識が非常に強い動物なので、多少の猫よけで嫌な思いをしても縄張りへの執着心が勝ってしまい、簡単に手放そうとしないからです。

今回は、野良猫がどうやって縄張りを決めているのかと、野良猫にそこが縄張りじゃないと理解させる方法についてお話ししていきます。

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野良猫はどうやって縄張りを決めているの?

野良猫の縄張りには、狩りをする縄張りと、トイレや食事などを行う縄張りの2つがあります。

特に、食事などを行う縄張りへの執着心は非常に強く、そう簡単にあきらめさせることができません。

野良猫は縄張りを決めるとき、自分の臭いを残して他の猫に「ここは俺の縄張りだぞ」と教えます。

その匂いをつける方法には2つの種類があるのでご紹介します。

よく見かける野良猫がやっていないか思い返してみてください。

縄張りを主張する方法①「スプレー行為」

野良猫が縄張りを主張する際に行う代表的な行動の1つが、「スプレー行為」という特別なおしっこです。

このスプレー行為はしっぽをピンと上げ、後ろに向かって飛ばすおしっこのことで、普通のおしっこより臭いがキツイのが特徴です。

こういう行為を家の敷地内で見かけたら、間違いなくその野良猫に縄張りだと認識されています。

野良猫はこの動画のように庭に植えてある植物や置物などに構わずスプレー行為を行い強烈な臭いを残していくので、家主としてはたまったもんじゃありません。

そして、そうやって縄張りとして認定された場所には定期的に野良猫が巡回してきて、再びスプレー行為を行います。

スプレー行為でマーキングされた臭いが残っている限り、野良猫にとってその場所は縄張りの一部であり続けます。

しかも、定期的に訪れる野良猫を放っておくと、野良猫が落としたノミが庭で繁殖したり、子猫を生んでしまうことがあります。

そうなってしまうと後処理がかなり大変なので早めの対策が不可欠です。

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縄張りを主張する方法②「爪とぎ」

実は、野良猫の爪とぎには単に爪を削るだけでなくマーキングの目的もあるんです。

野良猫は爪とぎによって臭腺の臭いを付着させたり、爪痕自体を縄張りの主張として用います。

野良猫が爪とぎをする場所は、庭に植えられた木々や、家の壁、車やバイクなど様々です。

大切なマイホームに爪痕を残されるのはとても困った話です。削れた壁面から劣化が起こり内部にまで侵食することがあります。

しかし、特に厄介なのは車やバイクへの爪とぎでしょう。

気付かないうちにタイヤに爪とぎをされてしまうと、パンクにつながることがあります。

「いつの間にかタイヤがパンクしていた!」なんてことになれば困ったものですが、走行中にパンクしてしまうと命の危険につながります。

特に、スタッドレスタイヤのような柔らかいタイヤは爪とぎのダメージを受けやすいので注意が必要です。

野良猫の縄張り意識はオスの方が強い

野良猫の意識の強さはオスの方が高く、1度縄張りにした場所はなかなか諦めてくれません。

敷地内に侵入する野良猫をなかなか追い払えないのは、実はオス猫の執念深さが関わっているかもしれませんね。

しかし、オス同士の縄張りが重なることはまず無いので、良く来る野良猫がオスだった場合、そいつさえ追い払えれば猫よけはほぼ成功です。

ただ、近所で野良猫に餌をやっている人がいる場合は、オス猫同士の縄張りが重なることがあります。この場合は、オス猫同士が縄張りを争う必要性が薄くなるので、オス猫同士の縄張り意識が弱くなります。

そうなると、次々に近場の野良猫が集まってきて、こちらの被害は増える一方です。

最悪の場合新たな子猫が産まれてしまい、猫よけが手に負えなくなる可能性があるので近所の餌やりには早めの対応をしましょう。

近所に餌やりする人がいるときの対処法>>>

また、メス猫は縄張り意識がオス猫ほど強くないことが多いので、猫よけが比較的簡単です。

縄張りにされた家から追い出すには

では、どうやって野良猫に縄張りを諦めさせればいいのかというと、野良猫の臭いを消しつつ猫よけで遠ざけるのが1番確実な方法でしょう。

そのための手順としては

  1. 野良猫がスプレー行為した場所や爪あとを水で洗い流す
  2. 忌避剤など臭いの強いもので臭いをかき消す
  3. 猫よけグッズなどを用いて野良猫を近づけない

という方法が1番簡単で効果的です。

野良猫の臭いを消す

野良猫は自分の臭いを使って縄張りを確認しています。

そこで、まずは野良猫の臭いを水で洗い流します。

しかし、野良猫のマーキング臭は強く、野良猫は鼻も効くのでこの程度では諦めさせることができません。

そこで、次に忌避剤などの臭いの強烈なものを用いてマーキング臭をかき消します。

野良猫の臭いを消すのにおすすめの忌避剤はこちらです。

上から忌避剤を撒くことでやっと野良猫が自分の臭いを嗅ぎ取ることができなくなります。

しかし、自分の臭いが消えても野良猫は再び戻ってきてマーキングし直そうとするので、次に猫よけグッズを用いて野良猫が近づかないようにする必要があります。

猫よけグッズで野良猫が戻ってこないようにする

臭いを消したら、再びマーキングされないように猫よけグッズを使いましょう。

しかし、猫によって効きやすい猫よけや効かない猫よけがあるので、導入する猫よけによっては当たりはずれがあります。

トゲトゲシートが全然効かなかったのに、超音波に変えた途端野良猫がいなくなった利するのはこのためです。

猫よけグッズを選ぶ際は、基本的に効果が高いとされる猫よけグッズは、多くの猫が嫌がるので猫よけに成功しやすいです。

100均で買える猫よけグッズや安いものでも効果がないわけではありませんが、基本的には効果が高いとされる超音波やスプリンクラーなどと比べると、猫よけ効果の強さには大きな差があります。

猫よけ効果が低いものを使って野良猫を通してしまわないように、猫よけしたい場所の構造上設置が難しいなどの問題がない限りは、効果の強い猫よけグッズを導入するようにしましょう。

どの猫よけグッズを使えばいいか分からないという方は、こちらの記事で効果の高い猫よけグッズをまとめているので参考にしてください。

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縄張りにされた場所を野良猫から取り返そう!

自分の縄張りだと思って好き勝手やっている野良猫を放っておくと、庭でノミが繁殖したり、爪とぎで傷つけられたり、臭いおしっこを撒かれたり散々です。

そのまま放っておいてパートナーの野良猫を見つけてしまうと、間違いなくあなたの家は野良猫の家になってしまいます。

そうならないうちに、野良猫に縄張りを諦めさせましょう!

野良猫に縄張りにされてしまった場所も、

  1. 野良猫がスプレー行為した場所や爪あとを水で洗い流す
  2. 忌避剤など臭いの強いもので臭いをかき消す
  3. 猫よけグッズなどを用いて野良猫を近づけない

という手順で縄張りをあきらめさせることができます。

マイホームを荒らし尽くされる前に早めの対策が大切です。

縄張りを諦めさせるのに必要な物品をもう一度紹介しておきます。

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忌避剤について知りたい方はこちら

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