野良猫に庭でうんちされたり、バイクの上に乗られたり。迷惑な野良猫の行動をやめさせるには猫を追い払うのが1番です。
猫を追い払う方法には、忌避剤、超音波、スプリンクラーなどお店で手に入る猫よけグッズを使うのが主流ですが、今回はその中でも自分で作れる猫よけスプレーについて解説していきます。
猫よけスプレーの作り方
猫よけスプレーを自作する方法を解説していきます。
猫よけスプレーを自作するのはそれほど難しいことではないので、知識のない方でも材料さえ準備できれば簡単に作ることができます。
猫よけスプレーに必要な材料
猫よけスプレーを作るのに必要な材料は以下の3つです。
- 水
- アロマオイル、唐辛子など猫が嫌いな臭いのもの
- スプレー容器
この3つを混ぜ合わせるだけで、簡単に猫よけのスプレーが完成します。
猫が嫌いな臭いのものに関しては、こちらの記事を参考にしてください。
>>猫の嫌いな臭いベスト5!しつこい野良猫はこれで追い払え!
猫よけスプレーを作る手順
猫よけスプレーの作り方は、混ぜ合わせるものによって多少分量が異なります。
今回は、アロマオイルと唐辛子を使った猫よけスプレーの作り方について解説します。
アロマオイルを使う場合
- 作りたい猫よけスプレーの量に対して、2/3の量の水、1/3の量のアロマオイルを用意します。
- それらをよく混ぜ合わせ、スプレー容器に入れて完成です。
アロマオイルは水に混ざりにくいので、よく振って混ぜ合わせるようにしましょう。
また、精製水や無水エタノールなどをしようすることで、混ざりにくい水とエタノールを効率よく混ぜ合わせることができます。
コストに余裕のある場合は試して見ましょう。
唐辛子を使う場合
- 作りたい猫よけスプレーの量と同じだけの水を用意します。
- 100mlの水に対して唐辛子を2本入れ、2日程日の当たらない場所で放置します。
- 2日後、出来上がった唐辛子液から唐辛子を取り出し、3倍ほどで希釈すれば完成です。
唐辛子液の原液は人の鼻でも強烈なので、そのまま使うと家の周りからヒリヒリとした臭いが漂ってしまいます。
猫よけスプレーの注意点
猫よけスプレーを使用する際に注意点がいくつかあります。
効果的に猫よけスプレーを使うためにも、目を通しておいてください。
効果が徐々に弱まるので作り置きしすぎない
自作の猫よけスプレーは日が経つにつれて臭いが弱まっていくので、大量に作り置きすることはおすすめしません。
1回に作るのはボトル3杯分程度にとどめて置いて、定期的に新しい猫よけスプレーを作成するのが良いでしょう。
アロマオイルには猫に有害なものもあるので注意
アロマオイルを使って猫よけスプレーを作る場合、猫に害のあるアロマを使わないようにしましょう。
例えば、「ティートゥリー」というアロマオイルは、以前はネコのノミよけシャンプーに使用されていたものですが、そのシャンプーを使用した猫が異常行動を起こしたり、体調の異変が確認され、販売が停止されました。
このティートゥリーのほかにも、以下のようなアロマはネコに有害です。
- フェノール類:クローブ、シナモンなど
- ケトン類:ユーカリ、スペアミントなど
- モノテルピン炭化水素類:ベルガモット、フランキンセンスなど
庭をうんちまみれにする野良猫を許せない方もいるかもしれませんが、猫にこれらのアロマをふきかけることは動物愛護法に抵触する行為です。
違反すると重い罰則が科されるので、猫に直接吹きかけるようなことはやらないでください。
スプレーの効果は一時的。定期的に使用しましょう
猫よけスプレーも忌避剤と同じで1度使えばずっと猫よけできるようなものではありません。
液体なので空気に触れれば乾燥して臭いも薄くなっていきます。また、雨が降ればスプレーは洗い流されて忌避効果は無くなります。
猫よけスプレーは定期的に巻き続けることが大切です。
猫よけ効果はそれほど高くない
自作の猫よけスプレーは、猫よけ用に販売されている猫よけグッズと比べると猫よけ効果が弱いです。
スプレーの臭いが届く範囲は広くないので猫よけできるのは局所的ですし、猫に不快感を与えることはできても驚かしたり追い払うことはできません。
なので、猫よけスプレーを使っただけでは野良猫を追い払うのは難しいです。
野良猫を完全に追い払うには、猫よけに特化したアイテムを使うのが効果的です。
最近では、超音波やスプリンクラータイプの猫よけグッズが販売されています。
これらの猫よけグッズであれば、野良猫に音で驚かせたり、大嫌いな水をかけることができるので、びっくりさせて追い払うことができます。
当サイトではおすすめの猫よけグッズを紹介しているので、ぜひそちらを参考にしてください。
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